こんにちはゆうこです。

以前「相手に好感をもってもらえる第一印象」についてお話をしました。

第一印象は出会って最初の数秒～数十秒で決まり、そこで受けた印象はその後のその人のイメージに大きく影響を及ぼします。

そこで今日は「ＴＰＯ」についてお話をしたいと思います。

この「ＴＰＯ」という言葉。

多くの方が耳にした事があるかと思います。

Ｔ＝Ｔｉｍｅ（時）

Ｐ＝Ｐｌａｃｅ（場所）

Ｏ＝Ｏｃｃａｓｉｏｎ（場合）

このＴＰＯに応じた行動がどれだけ印象に大きな影響を及ぼすか、考えた事はありますか？

ではこれからＴＰＯを考慮していない人の例をあげます。

例. 自営業を営むＡさん。とても明るく人を楽しませる事が好きで、趣味はスポーツ。

友人も多くよく、最近の流行にも敏感なとても素敵な方です。

そんなＡさんが最近出会った素敵な女性をデートに誘いました。

友人が教えてくれた最近人気のシックな雰囲気でディナーが楽しめるイタリアンレストランを予約しました。

そして当日…

デート前に友人と釣りに行っていたのですが、渋滞で帰ってくるのに時間がかかり、

約束の時間に遅れてしましそうだったので、ビーチサンダルと非常にカジュアルな服装でしたがそのままお店に向かいました。

そして入店し、パスタをオーダー。普段からラーメンやうどんをすする感覚でパスタをすすっています。

そしてお酒も入り、話も盛り上がって大きな声で笑っています。

さて、ここで振り返りを行いましょう。

ＴＰＯにそぐわない部分が多々ありますね。

・約束の時間を守るためではありますが、ある程度品格のあるレストランにビーチサンダルやカジュアルすぎる格好で入店するのは、一緒に入店する女性だけでなく、お店にも失礼です

・ラーメン屋での食事では問題ありませんがパスタを音をたててすするのはイタリア料理を食べる際のマナー違反

・シックな雰囲気の中で大きな声で話したり、笑ったりする事はお店の雰囲気を損ねる上、他のお客様にも迷惑ですね。

この様に、Ａさん自身はアクティブで明るく、友人も多く、時間もきちんと守る素敵な人なのに、ＴＰＯに反した行動をとると、マイナスのイメージになってしまいます。

これではＡさんの良さを相手に伝える前に、相手からは敬遠される事態に繋がってしまいかねません。

ＴＰＯに応じた言動を心掛ける事はマナーを学ぶ上で、とても重要な事とされています。

それは「自分を良く見せる為」ではなく、他者に敬意を払い、他者に不快な思いをさせない様に心がける事は、人間関係の根幹であり、良い関係を築く為の基盤となるからです。

そしてそれはその時だけ繕おうとしても言動のどこかに現れます。

普段からＴＰＯを意識し、状況や相手、シチュエーションに合わせて上手に行動の足し算と引き算をしましょう。

そうする事で結果としてその方の印象や周囲からの評価はきっと高いものとなります♪
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