2017.03.09
現役CAさやか客室乗務員の出勤事情
皆様こんにちは。
客室乗務員(CA)のさやかです。
3月に入り、企業にお勤めの社会人の方はお忙しい毎日をお過ごしなのではないでしょうか?
2月3月は、社会人にとって「心」のストレスが高まる時期だそうです。
自分の心がどの程度疲れているのかを把握して
無理せず、明るい気持ちで新年度を迎えましょう。
客室乗務員の出勤事情
さて、今回さやかがお話するのは客室乗務員(CA)の出勤事情についてです。
実は、客室乗務員(CA)は朝の満員電車に揺られる事がほとんどありません。
勤務先が空港だという事もありますが、毎回の出勤時間は固定ではなく、フライトの出発時間によって都度異なるため、電車の最繁時と被る事が少ないというのが大きな理由です。
因みに、毎回タクシーが自宅まで迎えに来るんじゃないの?という質問を受ける事がありますが、それはもう何年も前の話。
早朝深夜で交通機関での出退社が出来ない時間帯においては自宅までタクシーの配車がありますが、それも月に一度あるかないか程度です。
出勤回数が少ない代わりに
国際線に乗務する客室乗務員が月に会社に出勤する回数は、大体4~6回程度。
「え?そんなに少ないの?」と思われるかもしれませんが、日帰りでの乗務でない限り、一回のフライトで必ず現地に宿泊し滞在する時間がありますので、必然的に出勤の回数も少なくなるのです。
また、乗務時にはバスでの出社や特急券の必要な座席指定のある電車での通勤も認められている会社も多いので、出勤事情としては恵まれているかもしれません。
とはいえ、例えば東京に住んでいる客室乗務員の場合、成田空港に出社するとなれば、スーツケースに入った滞在先での荷物や乗務に必要な物を抱えながら1時間以上の時間を掛けて、空港まで出社をしなければならないので、大変な部分もあるのは確かです。
皆様も、旅行やお仕事で空港に行かれる際にスーツケースを持った出退社中の客室乗務員の姿を見掛けた事があるのではないでしょうか?
3月末までには、関東から西の地域で続々と開花のたよりが届くそうですよ。
楽しみですね。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)さやかでした。