2018.04.28
現役CAさやかお食事会~CAさやかver《第三弾》
皆さまこんにちは。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)のさやかです。
このブログを書いている今、都内のお天気は雨。
「朝起きて外の天気が雨の日はなんだか気分が落ち込む…」
「外に出て用事を済ませようと思っていたけど、何だか面倒。やる気もでない…」
雨の日はそんな気持ちになる事がありますよね。
でも、どうやらそれには物理的な理由があるみたい。と、以前先輩CAに機内で面白い話を聞いた事があります。
さやかちゃん、お客さまが機内にスナック菓子の袋を持ち込んで、いざ機内で食べようと思いカバンからスナック菓子の袋を出すとどうなっている?
「パンパンに膨らんでいますよね?」
そう。袋が膨らんでいるでしょう?
それは、もちろん地上よりも上空の方が気圧が低い為であって、地上の高い気圧で抑制されていたスナック菓子の袋の中の空気が(気圧の低い)上空に行く事で抑制される力が弱まって袋が膨らむ訳なんだけど…。
(理系の大学を卒業なさった知的な先輩が早口で説明して下さったのですが、さやかが理解するまでに数分の時間を要したのは言うまでもありません…。笑)
つまり、気圧の下がる雨の日には私たちの身体にも同じ事が起こっているそうです。
天気の良い高気圧の日には、ちょうどいい具合になっていた体内の細胞に含まれる水分が、雨の日のには低気圧で膨張する。
その為、気分や身体に変化が現れるのよ〜と颯爽と説明して下さった先輩CA。
雨の日は、その先輩のお話を度々思い出すさやかなのでした。
さて、前置きが長くなりました。
「お食事会で客室乗務員(CA)が見ている男性のポイント」
第三弾です。
以前、目の前に置かれた大皿のお料理。
「取り分けるのは、気に入られたいからではない」というお話をしましたね。
その理由…は。
「目の前にある不要なお皿を下げたい。」
気が効く女性だと思われたい。
というよりも、ただただこの気持ちに尽きます。
駆け出しの客室乗務員の新人時代。
先輩にまず教え込まれる事は
「開けたコンパートメント(棚)は閉める。」
理由:狭い機内でお客さまや他の乗務員など誰が急にそこを通るか分からない。
開いている扉がちょうど顔の高さにある事も多いので、ぶつかる可能性がある。
また、急な揺れで棚の中の物が飛び出す可能性がある為。etc..
「ギャレー内の要らないものは直ぐに元あった場所にしまう。」
理由:狭いギャレー内を有効に活用する。
また、お客さまに煩雑なギャレーをお見せする事のないように。etc..
小さい事に思えますがどちらも、機内では非常に大切な事なのです。
駆け出しCA時代は、その習慣が身につくまで周りのCAから指摘を受け続けます。
その為、数年すると逆にやらないと落ち着かないなんて事に。
それが、お食事会での行動に出てしまっているのかな?とさやかは分析しています。
目の前の空のグラスを脇に置きたがったり、空いたワイングラスにワインを継ぎたがるのも普段の仕事での行動から来る、ついつい身に付いてしまった癖なのかも知れませんね。
「タバコを吸う時は一言欲しい」
お食事会もそろそろ終盤。
お酒も入って、喫煙者の方はそろそろタバコが吸いたい時間?
煙の出ない喫煙の方法もありますが、さやかの統計上では(機内での喫煙は法律で禁止されており環境的に我慢しなければならないシチュエーションが多い為でしょうか)CAの喫煙者率は割と少なめ。
その為、隣で吸われるのは大丈夫だけど…でもやっぱりタバコの匂いがちょっと気になる。
ここで一言気遣いの言葉を掛けて頂くのと頂かないのでは心の内が少し変わって来るかも知れませんね。
今回は、かなり細かいポイントを話題にあげましたが、どれも客室乗務員という職業から来るポイントなのかも知れません。
明日は晴れるかな?
〜雲の上はいつも晴れ〜
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