2018.07.28
現役CAさやか客室乗務員(CA)さやか 機内でのお子さまとの過ごし方
皆さまこんにちは。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)のさやかです。
今年は関東甲信が例年より3週間ほど早く梅雨明けをしたとの事で、全国的に厳しい暑さが続いていますね。
日中外に出る際には日傘が手放せない毎日です。
連日、さやかの会社でも「熱中症に注意して下さい」と周知がなされていますが、お仕事をしている身であれば涼しい場所にこもっている訳にも行きませんよね。
一体どうやって熱中症に注意すれば良いの〜?
という訳で、少し調べてみました。
成人であれば1日に必要な水分の量は1.5リットルから2リットルと言われているそうです。
こちらの目安は、飲む水分だけでなく食べ物から摂取する水分量も含んでいるとの事ですが、1.5リットルから2リットルとなると、意識を向けて水分を摂る様にしないと中々難しいですよね。
また、食事の際などに一気に大量の水分を摂取するのは、胃液を薄くするので、消化不良になりやすく「夏バテの一因」になる事もあるそうです。
さやかも機内では、なるべく小まめに摂取するようにしていますが、1回で200cc程度までに抑えておくのが良いようです。
そして、コーヒーや緑茶などの利尿作用のあるカフェイン入り飲料は水分を摂っているつもりが尿として排出されてしまう為、実は脱水症状になりやすくなっているとの事。
摂取する水分の種類にも気をつけなければならないですね。
さて、夏休み突入という事で機内ではいつも以上にお子様の姿が見受けられます。
国際線の場合は、事前予約をすればお子さま用のお食事を特別に搭載し提供させて頂く事も出来ます。
お食事のイメージとしては、レストランでのお子さまランチ。
航空会社によって違いはありますが、可愛い動物をかたどったライスや星型のお野菜の入ったカレー、オムライスなど。
お食事のトレーがカラフルで可愛くて、提供する側のこちらも思わず「可愛いね!」と言ってしまう位、お子さまに喜んで頂ける内容になっています。
お食事をお子さまに提供した時の、嬉しそうな笑顔にはいつもホッコリします。
また、お子さまにとってもう1つの楽しみは機内でしか貰えない「おもちゃ」ではないでしょうか。
さやかも、小さい時からよく飛行機に乗っていましたが、機内で貰えるおもちゃが楽しみで仕方なかった事は大人になった今でもよく覚えています。
帰ってからもその時の空の旅を思い出す1つのツールになりますよね。
こちらも、航空会社ごとに工夫があり、同じ航空会社でも時期によっておもちゃの内容を変えている事もあります。
時期によっては、大人でも記念に欲しくなクオリティの高い物もありますよ。
また時には、
「子供や孫にお土産に欲しい・・・」
と仰るお客さまもいらっしゃいますね。
あくまで、ご搭乗頂いたお子さまへのサービスですが、さやかが乗務している際にお客さまが、そのように仰ったら喜んで差し上げるでしょう。
(数に限りがありますのでお応え出来ない事もありますが…。)
そこには、間接的であってもそのお子さまに飛行機に興味を持って頂きたいし、そのお子さまが大人になった時に、私達の航空会社のお客さまになるかも知れないという気持ちがあります。
小さなお子さまも、航空会社にとってはやはり大切なお客さまなのです。
夏も本番。
明日からのフライトもお子さまの笑顔にホッコリしながら乗り越えたいと思います。
〜雲の上はいつも晴れ〜
客室乗務員(CA)さやかでした。W-PREMIUMのFacebookページはこちら☆