2020.07.14
現役CAさやかCAさやかの思い出の出来事
皆さまこんにちは。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)のさやかです。
航空業界では、国内線のフライトが徐々に戻って来ています。
国際線も、少しずつですが運航を再開しているようです。
さて、話は変わりますが7月1日からプラスチック製買物袋が有料になりましたね。
どこでお買い物をしても、当たり前のように袋に入れて頂き、それを自宅でのゴミ箱に被せたり、ゴミ捨て用に再使用していたので、持ち運びだけの用途以外でも、プラスチック製買い物袋のストックが手元にないとやっぱり何となく不便な気がしてしまいます。
スーパーなどでは、数円で購入出来るとはいえ無駄遣いな気がして、わざわざ購入はしたくないしなぁ…と地味に1人でレジ前で葛藤している最近のさやかです。
欧米では数年前からレジ袋を有料化する取り組みが始まっていましたが、同じ袋を使い回すと新型コロナウイルスの感染リスクが高まるとの見方もあり、無料で提供する動きが再び広がっているようですが…。
様々な見解が飛び交いそうですが、一先ずは日本でお買い物の際には、活用出来そうなお気に入りのエコバックを見付けて持ち歩こうと思います。
皆さまは、どの様な対応をされていますか?
さて、最近さやかにとってものすごく、嬉しい出来事がありました。
それは「お客さまからお褒めのメッセージ」を頂いた事です。
国内線国際線に関わらず、またお叱りやお褒めに関わらず機内での過ごし方に関して客室乗務員(CA)はお客さまから様々なメッセージを頂戴致します。
その方法は、電話であったり、メールであったり、お手紙を頂いたり。
基本的に航空会社では、社内の担当部署にご意見が届き、上司を経由して該当の客室乗務員に伝わると言うケースが多いようですが、いずれにしても客室乗務員はお客さまからのご意見をとても大切にしていますし、真摯に受け止めています。
お叱りのお言葉を頂いた時には、「自分のサービスは自己満足だったのか」と落ち込んだり、涙を流した事もあります。
逆に、お褒めの言葉を頂いた時には「本当にこの仕事をしていて良かった」「私って客室乗務員の仕事に向いているのかな?!」なんて言葉では表せない位に嬉しい気持ちになり、やり甲斐に繋がるのです。
以前さやかは、名指しで(機内でネームプレートを見て頂いたのだと思いますが)便箋2枚程度のサービスのお褒めに関するお手紙を頂いた事があります。
さやかとしても、忘れられない様々な事情を抱えて国際線に搭乗された70代の女性のお客さまでしたので、この様なケースは例外ではあるものの「返信を書かせて欲しい」と上司にお願いをして、手書きのお手紙を返信すると、また担当部署経由で返信を頂き、まるで会社を経由してお客さまと文通(?!)そんな経験をした事があります。
基本的には、担当部署が全ての返信などの対応をし、客室乗務員が直筆で返信する事はほぼ皆無なのですが、さやかとしても忘れる事が出来ない、機内で沢山お話をさせて頂いた色々なご事情の上で搭乗なさっていた、お客さまでしたので、上司に無理を言って返信を書かせて頂きました。
フライトでのお客さまとの関係が目的地に到着しても終わらなかった、忘れられない思い出の一つです。
インターネットが普及し、コロナの影響で人と人との接触が減った今だからこそ、ちょっとした手書きのメッセージや手紙が心に響く事もありますよね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
関東の梅雨明けはいつ頃になるのかなー?
〜雲の上はいつも晴れ〜
客室乗務員(CA)さやかでした。
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