2020.09.24
現役CAさやかCAさやか CAをしていて感じるチームワーク
皆さまこんにちは。
~雲の上はいつも晴れ~客室乗務員(CA)のさやかです。
先日の4連休、皆さまはどうお過ごしになりましたか?
航空業界では、本当に久し振りに空港にも機内にも沢山のお客さまがいらして、もちろん国内線のみではありますが、行き先によっては満席のフライトもあったようです。
ご存知の通り今年は、ゴールデンウィークもお盆も、悲しくなる位にいつもの活気ある空港とは思えない程、閑散としていたので、先日の連休中のお客さまの多い空港や機内に、グランドスタッフも客室乗務員も、そして運航乗務員もなんだか興奮気味で、満席のフライトに対してそれぞれの部署が「お客さまに安心安全快適なフライトをお届けしよう!」と、キラキラとした目をしていて、久々の満席フライトにやる気と気合いが入っていたように思えました。
社内における部署や職種が違っても、お客さまにとっては予約から空港チェックイン、ラウンジそして機内、到着までずっと繋がっている。
そう思うと、さやかはいつも「自分達が専門としている仕事に全力で取り組んで次の部門にしっかりと、バトンを繋がなきゃ!!」
そんな気持ちになります。
実際に現場に居ても、お客さまに安心安全なフライトをお届けする為に自分達の仕事が次のバトンへと繋がっていると感じる場面があると、何だか目頭が熱くなる瞬間があるんですよね。
例えば、地上係員や整備士をはじめ私達乗員にとって、時刻表通りの定刻に出発、そして定刻に到着すると言う事はお客さまとのお約束。
非常に大切な事だと思っています。
しかし、稀にこんなケースが。
搭乗時刻になってもあとお1人◯◯様がまだ搭乗されていない。
アナウンスをしてもゲート付近にはいらっしゃらない模様…。
もう、まもなく出発時刻…。
あとお1人…!
チェックインは済んでいて保安検査も通過していらっしゃるはず。
一体どこに?!
そんな時、地上係員は空港内を走り回ってお客さまを探します。
それは、もう汗だく。
でも、そんな事よりも沢山のお客さまをお待たせしている。定刻に出発したい!その気持ちの方が勝るのです。
そして◯◯様を発見!
どうやら、搭乗時刻を勘違いしていた模様。
◯◯様にも走ってもらい、急いで飛行機にご搭乗頂く。
そこからは、客室乗務員にバトンタッチです。
「お急ぎ頂きありがとうございます」
お水をそっと差し出したり。
なるべく、明らかにこの方を待っていたよね?と他のお客さまに感じさせないように。
急いでご搭乗頂いたお客さまに恥をかかせないように、今度は乗務員が感知力を光らせ行動に移します。
定刻に全てのお客さまにご搭乗頂き予定通りの時刻にドアを閉め、出発する事が出来ると地上係員とは、『お疲れさま!ありがとう!行って来ます!』とまるでハイタッチをしたいような気持ちで、言葉を交わしドアを閉めます。
このように仕事中にチームワークを感じられると言う事も、さやかにとっては、客室乗務員(CA)と言う仕事のやりがいへと繋がっているのだなぁと思います。
これは一例ですが、恐らく皆さまのお仕事においてもチームワークや他部門と繋がれたバトンを感じられる瞬間があるのではないでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
徐々に過ごしやすい季節になって来ましたね。次回の更新をお楽しみに。
〜雲の上はいつも晴れ〜
客室乗務員(CA)さやかでした。
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