2024.06.09
現役CAはるかCAは優しい男性が好き=質問力を見ています!
「なぜ女性は『優しい人が好き』としか言わないんだ!」
と思ったことはありませんか?実際、飲み会の場で散々言われました笑!
「本当はもっと他にあるだろう!」と。
いえ、ありません!今回はこの点を深掘りしてお伝えします。
改めまして皆さまこんにちは!外資エアラインで現役CAをしています、はるかです。
現役だからこそ伝えたいCA心理や日々のフライトでお会いする素敵なお客様についてお伝えします。
私はどちらかというと論理的思考よりも感覚派なので上手く表現できないことがあるかもしれません…!
ですが、だからこそ女性目線の気持ちや想いを表現できると思っています。
温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
さて、「優しい」という単語はとても便利ですよね。
辞書で引くといろんな定義が出てきます。
思いやりがある、細やか、優美、素直、やわらかい
こんなたくさんの表現を一言で「優しい」とまとめられるので、タイプの答えとして出てくるのは納得です。
では具体的にCAが思う「優しい」とはなんでしょうか。
これは「質問力の高さ」です。
まだ、ぼや〜っとしますよね。これから説明いたします!
例えば、国際線でよくある「Beef or Chicken?」のシーン。
この2種類の食事は、50:50で用意されていて予備はほぼありません。
100名の搭乗数ならば、Beef:50食、Chicken:50食です。
(予備は3食くらいです笑!)
あいにくCAはメンタリストDAIGOさんではないので、食事の偏りが出た際、後方座席のお客様にご協力依頼をします。
「申し訳ございません。Beefのご用意が少なくなっていまして、よろしければChickenをおすすめしてもよろしいでしょうか。」と。
さぁ、この食事を選ぶシーンで皆さまの「優しさ」が試されます!
ここで「質問してくれるヒーロー、味方」がいてくださると、「優しい…」となるのですが、あなたならどのように質問しますか?
答えは
「CAさんのオススメはどちらですか?」です。
この一言だけで
「今日の食事の提供バランスは大丈夫?
僕はどっちでも良いから余っている方をぜひ教えて!
でも余っているなんて言えないよね?
だからオススメね!」
と言ってくれていることになります。
とても優しいですよね?
そもそも質問ができるということは、「相手の状況を理解できている証拠」です。
それは、「今、困っていることはないか確認できる力」です。
CAの仕事は、安全面含めて快適な空の旅を提供することですが、それはプラスを生み出す加点方式よりも、お客様がマイナスの感情を持たない減点方式の面が大きいです。
なぜならば、1対1のサービスは現実的に限界があり、それならまずは、平等性を大切にしようと考えるためです。
だからこそ「お客様の状況を観察し、困っていることや不快なことはないか」を、常々気にしています。
少し気になることがあれば即座に声をかけます。
その結果、お客様は「気にかけてくれた、気づいてくれた、知ろうとしてくれた」と感じ、「このCAさん優しいなぁ。」と思ってくださるのです。
この流れをCA自身は、何回も身をもって体験しているため、「質問できる」貴重さや素晴らしさに感動し、その方を人として尊敬します。
一般女性も「優しい人が好き」と言いますが、「YESマン=優しい」ではありません。
「How aboutマン=優しい」の方がイメージしやすいのでしょうか。
CAが何かを言う前に、一歩先を読んで先にボールを投げられる、そんな男性と出会いたいですし、結婚したいなと思います。
(といっても実際CAは先読みの天才なので、強敵ですけどね!笑)
現役CAはるかでした。
最後まで目を通していただきとても嬉しいです。
ありがとうございました。
「優しい」の定義を理解してくださった方は
【CAプレミアム】の公式サイトでお待ちしています。