2016年7月11日 | ファッション
梅雨を乗り切れ!大人の男が持つおしゃれ傘3選と選び方
毎年嫌でもやってくる梅雨の季節。
雨が降ってくると街中で傘の花が咲き乱れますが、女性の場合はお気に入りの傘をさしている方も多いですが、男性の場合、圧倒的に多いのがコンビニなどで購入できる透明なビニール傘ではないでしょうか?
傘は雨を防ぐための道具ですが、一方では立派なファッションの一環として大きな役割を果たしています。
せっかく全身をカッコよく決めていても、傘がビニール傘ではせっかくのコーディネートも台無しです。
ですがそのような中、品のある大人の男性は、夏や冬など季節ごとにおしゃれを楽しむように、梅雨の時期には傘も含めて梅雨の時期ならではのコーディネートを楽しんでいます。
また、ビニール傘を使っている男性が多いからこそ、素敵な傘を持っている男性は身だしなみへの配慮が出来る紳士として魅力的に見え、周りと差をつけるチャンスでもあります。
そこで今回は、傘の上手な選び方と大人が持つおしゃれ傘3選をご紹介させていただきます。
もうビニール傘は卒業して、エレガントな大人の男性を目指しましょう!
自分にピッタリのものを探そう!傘の選び方
一口に傘と言っても、実は色々な種類や大きさ素材などがあるので、ご自身にピッタリの傘を手に入れるためにいくつかのポイントをご紹介いたします。
POINT1. 傘のタイプを選ぼう
雨具としての傘は、ご存知の通り「長傘」と「折りたたみ傘」の2つに分かれます。
双方のメリット・デメリットは言わずもがなですが、意外に状況を踏まえて選んでいないのではないのでしょうか?
これらの2つのタイプの傘はどちらも持っていると便利ですが、どちらか1つを購入しようとお考えの方は、「畳むのが面倒」と言う場合は長傘を、「傘を置き忘れてしまうことが多い」という場合は折り畳み傘を選ぶなど、ご自身の性格や傘をどれくらいの頻度で使うかなどに合わせて選んでみましょう。
POINT2. サイズを合わせよう
続いては傘のサイズです。
男性の場合「65㎝」が一般的な大きさですが、身長が170㎝以上の方は「70㎝」、180㎝以上の方は「80㎝」と言ったように、身長に合わせて選ぶようにしましょう。
また、傘を選ぶ際には長さだけでなく幅も重要です。
丁度良い長さの物を見つけたら、一度開いて見て幅も合わせてみましょう。
肩幅より少し広めの物を選ぶことで、雨に濡れることなく快適に歩くことが出来ます。
ちなみに、小さめの傘には「濡れやすいが強風に耐えられる」と言った特徴が、大きめの傘の場合は「濡れにくいが風にあおられやすい」などの特徴があります。
それぞれの長所・短所を知っておき、長所を活かしながらサイズ以外の部分で短所を補えるような傘を選んでみましょう。
POINT3. 生地の素材の特徴で選ぼう
傘の生地には様々な素材が使われています。
主に「ナイロン」「ポリエステル」「綿」「絹」の4つの素材が一般的で、以下のような特徴があります。
- ナイロン…軽い、強度が高い、温度や湿度によって伸縮しやすい
- ポリエステル…軽い、強度が高い、発色が良い、ナイロンよりも高価
- 綿…独特な色合いを出せる、重い、擦り切れやすい
- 絹…軽い、発色が良い、擦り切れやすい
いずれも長所・短所がありますが、それぞれの素材を混紡しいているものもあるので、そのような生地であれば、短所を軽減して長く使うことが出来ます。
POINT4. 傘骨の本数で選ぼう
傘の強度は傘骨の本数によっても異なります。
傘骨は8本が最も一般的ですが、最大で24本というものもあり、本数が多くなればなるほど強度が高くなり、強風などが吹いても折れづらくなります。
また、8本・16本・24本などのように、通常は偶数本で作られることが多いですが、5本や7本といった奇数本のものもあり、偶数本では出すことの出来ない独特のデザイン性を楽しむことが出来ます。
仕事で外回りなど外出する機会が多く、頻繁に傘を使うという方は傘骨の本数が多いものを選ぶなどしてみましょう。
POINT5. JUPAマークを確認しよう
良い傘を選ぶ基準の一つに「JUPAマーク」が付いているかどうかが挙げられます。
JUPAとは日本洋傘振興協議会のことで、Japan Umbrella Promotion Associationの頭文字をとったものです。
そしてJUPAマークとは、傘の品質、性能、ファッション性などを保証する印として付けられたマークで、JUPAが定めた独自の基準を通過したもののみに付けることが出来ます。
また、このマークは品質表示カードや傘の中縫片布で確認することが出来るので、お気に入りの傘を見つけた場合にはチェックしてみましょう。
せっかく気に入った傘ですから、その品質やアフターサービスなど安心して使える傘を選びましょう。
梅雨を乗り切れ!大人の男が持つおしゃれ傘ブランド3選
それでは、いよいよここからは実際にお勧めしたい、男性用のおしゃれな傘をブランドごとにご紹介していきたいと思います。
1. 英国王室御用達!おしゃれな傘と言えばFox umbrellas(フォックス・アンブレラ)
世界で最も有名な老舗アンブレラブランドと名高いフォックス・アンブレラ。
1868年にトーマス・フォックスによって創業され、世界初のナイロン素材の傘を開発したことでも有名です。
英国細身傘の代名詞とも言える、フォックスの傘は閉じた時の細身のシルエットが特徴的で、まるでステッキを持っているように繊細でスタイリッシュな男性のイメージにピッタリです。
Fox umbrellas 木目ダーク ブラック 27,000円(税込み)
ハンドル(手元)の部分が木目のデザインが高級感を演出し、シンプルなブラックのカラーは様々なシーンに合わせやすい万能性を兼ね備えています。
傘を閉じた時に、すぐフォックスだと分かる、美しいシルエットは持っているだけで、背筋がスッと伸びるような気持になります。
参考:http://shop.vulcanize-lon.com/pc/item/detail.cgi?itemCd=FX_FXGT1DGBK&itemClcd=BK&hgr=
Fox umbrellas ワンギー(竹) テレスコピック ブラックウォッチ 20,520円(税込み)
こちらの折りたたみ傘は、長傘を持つような感覚で使ってほしいというコンセプトで生まれた「テレスコピック」。
通常の折りたたみ傘よりも大きめに作られているので、長さが十分にあり、生地の面積も大きいため、激しい雨にも濡れることなく使うことが出来ます。
また、移動中などはコンパクトサイズにすることが出来るので、持ち運びにも便利ということで、長傘と折りたたみ傘の長所を併せ持った傘です。
加えて、竹製のハンドルやブラックウォッチのデザインはさりげない大人の遊び心が見えて、おしゃれ度もアップです。
参考:http://shop.vulcanize-lon.com/pc/item/detail.cgi?itemCd=FX_FXTL4WGBW&itemClcd=BW&hgr=
2. 皇室御用達!日本製にこだわるなら前原光榮商店
傘ブランドと言えば、イギリスやイタリア、ドイツなどの高級ブランドを思い浮かべる方も多いかと思いますが、日本の老舗傘ブランドと言えば、前原光榮商店です。
こちらは昭和23年に創業ということで、「傘」という文字の中にある4つの「人」という文字は、「生地を織る」「骨を組む」「加工」「手元」を行うという4つの工程を受け持つ匠の数であるという、こだわりを持ち、それぞれの傘一つ一つに思いを込めて丁寧に作っています。
日本人ならではの、繊細さと技術を活かして、海外ブランドにはない美しい傘を作り出しています。
Made in JAPANでこだわりの傘を見つけたいという方にお勧めです。
CHESS ブラック 手元:マラッカ 28,080円(税込み)
こちらは傘骨16本なので、強風にも耐えられる強度を持っています。
また、ブラックのカラーにブロックチェック柄がさりげなく施されており、シンプルながらも他の人とは少し違うものを持ちたいという方にお勧めです。
さらに、手元は10種類の中から選択出来るので、自分好みにカスタマイズしてみましょう。
参考:http://www.maehara-e-shop.jp/shop/item_detail?category_id=152353&item_id=560313
TripLine-TU【折】ネイビー 14,040円(税込み)
こちらは、折りたたみタイプのもので、裏生地にデザインされた3本のラインが特徴的な傘です。
スーツに合わせても良いですし、デート中に振り出した急な雨などの際に使えば、雨も一緒に楽しめるはずです。
こちらも4つのタイプの手元から、好きなものを選択することが出来ます。
参考:http://www.maehara-e-shop.jp/shop/item_detail?category_id=251773&item_id=831312
3.全てがハンドメイド!イタリアの老舗ブランドMaglia Francesco(マリア・フランチェスコ)
こちらは、1854年にフランチェスコ・マリアによって創業され、イタリアでは唯一のハンドメイドブランドとして、世界中の男性が魅了されている傘ブランドです。
生地の柄やハンドルが特徴的で、全てハンドメイドということから、同じデザインの物でも、一本一本が微妙に異なり、それぞれに個性があるというのも人気の秘密です。
マリア・フランチェスコ ネイビー&ワンストライプ 38,880円(税込み)
主張しすぎないネイビーカラーにワンストライプというデザインに、ネクタイにも使われる生地を使っているということで、美しい発色が特徴の傘です。
傘を開いた時に、ハンドメイドならではの曲線を描いており、雨が降っていなくてもつい開きたくなるようなデザインです。
参考:http://item.rakuten.co.jp/dera-outlet/4698-3/
マリア・フランチェスコ 折りたたみ傘 バンブーブルードット 34,560円(税込み)
竹製の手元に、雨の日が楽しくなるようなオレンジのドットがデザインされたブルーカラーの折りたたみ傘です。
傘だけ見るとデザインが可愛らしすぎると思われるかもしれませんが、スーツなどとの相性も抜群です。
梅雨の日は、ついダークカラーのコーディネートになりがちですが、シックなカラーの洋服に傘でワンポイントアクセントを入れてみても良いかと思います。
参考:http://item.rakuten.co.jp/rootweb/maf282208-1/
まとめ
さて、今回は大人の男性にぴったりなおしゃれな傘ブランドを3つご紹介させていただきました。
それぞれのブランドで長傘と折りたたみ傘のお勧めもご紹介させていただきましたので、是非、梅雨を乗り切る傘選びの参考にしていただけると幸いです。
また、高級ブランド傘では、少なからず他の人と一緒になってしまう可能性もあるので、「自分だけのオリジナル傘を持ちたい!」という方は、オーダーメイドの傘などを作ってみても良いかと思います。
少し値段が高いと思っても、このような傘であればしっかり修理しながら使えば、一生ものになります。
実は、海外では親から子へ傘を受け継ぐという習慣もあるほどです。
皆さんも、お気に入りの傘を見つけて大切に使い、次の代へと繋いでみてはいかがでしょうか?
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