2018年1月29日 | ファッション
プライベートからビジネスまで使い回せるおすすめ革靴ブランド15選
スーツ、腕時計、革靴はビジネスマンにとって欠かせない三種の神器のようなもの。
特に「お洒落は足元から」と言われるように靴は全身のコーディネートの要とも言える存在であり、どんなに高級なスーツを着ていても、靴のセレクトが適当であったり良い靴でも手入れが雑であったりすると、取引先や上司にずぼらな人物であるという印象を与えてしまいかねません。
またデートの際にも、靴はしっかり女性からチェックされています。
そこで今回はプライベートからビジネスまで使い回すことができ、なおかつコストパフォーマンスの高い革靴ブランドを一挙にご紹介します。
足元に気を配って、私生活も仕事も「デキる男」を目指しましょう!
おすすめ革靴ブランド15選(※50音順)
<アレンエドモンズ(Allen Edmonds)/価格帯:4万円~7万円程度>
[引用元]アレン・エドモンズ(Allen Edmonds)の公式通販
「世界で一番豪華で履き心地の良い、手作りの靴を作りたい」という一人の靴職人の思いから立ち上げられたアレンエドモンズは、アメリカ・ウィスコンシン州のブランド。
創業当時の伝統を受け継ぎ、750人の熟練した靴職人が5つの工場に分かれ、212の工程を経て上質な靴づくりを続けています。歴代のアメリカ大統領が就任式の際に履く革靴としても有名。
<オーツカ(Otsuka)/価格帯:1万9千円~2万7千円程度>
1872年創業のオーツカ製靴は、文明開化から間もない時代の日本に西洋靴を広めたパイオニア的存在。日本最古の靴メーカーとしての信頼は高く、皇室御用達ブランドとしても知られています。オーツカは全ての靴を横浜工場で製作しており、職人の設計により3Dに立体化された秘伝の牛中底が、日本人の足に驚くほどフィットするのだそう。オリジナルのラバーソールはセンター部分にセラミック樹脂が配合されており、雨の日も外回りを休めない営業マンには最適な仕立てになっています。
<カルミナ(CARMINA)/価格帯:4万6千円~6万2千円程度>
1866年、スペイン・マヨルカ島に建てられたオーダーメイドの靴を作る小さな工房をルーツとするカルミナは、長年培ってきた靴づくりのノウハウをオリジナルブランドを立ち上げるまでに洗練させ、今では本場英国にも負けないくらい評判の高いブランドとなりました。シンプルかつスタイリッシュなシルエットはフォーマルな場にもカジュアルな場にも使え、またクッション性が高いため長時間履いていても疲れない作りになっています。
<クラークス(Clarks)価格帯:1万6千円~2万7千円程度>
[引用元]Clarks メンズフットウェア | メンズスタイル | Clarks jpオフィシャルサイト
クラークスは190年以上の歴史をもつ英国生まれのカジュアルシューズブランド。英国の伝統工芸と革新的な技術の融合によって作られたクラークスの靴は履き心地が良いと評判が高く、長年クラークスの靴を愛用している人も多くいます。
定番デザインの靴もありますが、どちらかと言うと個性的なデザインのものが多く、上品さを保ちつつ足元に遊びを取り入れたい人に適しています。
<グレンソン(GRENSON)/価格帯:4万円~7万円程度>
150年以上の歴史をもち「時代が変わっても変わらないモノ」づくりを続けてきたグレンソンは、一生使える一流の靴を生み出す存在として高い評価を受けている英国のシューメーカー。
スタンダードなデザインはビジネスマンから支持が高く、時代に左右されない魅力を備えています。他の英国メーカーと比べて知名度は低めなものの、本物志向の革靴ファンから人気を集めているブランドの一つです。
<クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)/価格帯:3万9千円~20万円程度>
[引用元]クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の公式通販 | トレーディングポスト
クロケット&ジョーンズは1879年創業の英国を代表する革靴ブランドの一つ。1足の靴を作り上げるのに約8週間を要するほどの丁寧さに裏付けられた確かな品質は世界で高く評価され、クロケット&ジョーンズ製の靴はあの「007」など多くの有名映画でも使われてきました。
また、このメーカーの最も特徴的な点は世界で最も多くの木型の種類を有することにあります。そのためとにかく品揃えが豊富なのが大きな強みで、「デザインは気に入ったのに自分の足に合わない」などということはまずないでしょう。
<三陽山長(サンヨウヤマチョウ))/価格帯:3万5千円~9万円程度>
三陽山長は日本人の感性を生かした紳士の理想像を追求し、長く愛される極上の靴づくりを続けている、比較的新しめの国内革靴ブランドです。「どんな場にも威風堂々と挑める一足」と自負する通り、正統派なデザインと上質な素材・仕立てにこだわった三陽山長の革靴は冠婚葬祭やフォーマルな場に履いていっても何ら申し分のない作りになっており、2代にわたって履き続けられるほど耐久性があります。にもかかわらず価格は非常にリーズナブルですので、本格志向だけれど価格を抑えたい方にぴったりのブランドです。
<ジャラン スリウァヤ(Jalan Sriwijaya)/価格帯:3万円~4万円程度>
ジャラン スリウァヤは世界でも珍しいインドネシアの革靴ブランド。革靴の聖地であるイギリスとフランスで修業した創業者が2003年に立ち上げ、ハンドソーンウェルテッド製法と呼ばれる機械縫いと手縫いを組み合わせた製法で靴づくりを行っています。「リブ」と呼ばれるパーツを使用しないため、返りがよくとても軽い履き心地を味わうことができ、また通常よりも厚めのインソールを使っているため、履けば履くほど、より自分にフィットする靴へと進化していきます。
<ショーンハイト(Schonheit)/価格帯:1万8千円~3万円程度>
[引用元]オリジナルブランド ショーンハイト|東立製靴株式会社
ショーンハイトは長年リーガルの靴の修理や一部のリーガルシューズの製造を行ってきた東立製靴が立ち上げた日本製革靴のオリジナルブランドです。ショーンハイトとはドイツ語で「美しさ」を意味しており、見た目の美しさと機能的な美しさの両面を兼ね備えた靴を作りたい、との思いで名づけられたのだとか。シンプルながらも使いやすいデザインで一足ずつ丁寧に作られたショーンハイトの靴は年々ファンを増やしており、知る人ぞ知る良品ブランドとして名を広めつつあります。
<ジョンストンアンドマーフィー(JOHNSTON&MURPHY)/価格帯:2万4千円~6万円程度>
アメリカ・ニュージャージー州初のブランドであるジョンストンアンドマーフィーは、フィルモア元大統領に靴を製作して以来、160年以上にわたって歴代大統領の靴の製作を手掛けてきました。イギリスの伝統的なフォルムとアメリカの合理的な製法を融合させ、最高級の素材と工程で他の追随を許さない靴づくりに定評があります。日本向け商品として、日本人向けに製作された木型とハンドソーンウェルト製法で仕上げた「Traditional Line」、独自開発した撥水レザーに微発泡ラバーソールを組み合わせた「Business Line」を展開。
<スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)/価格帯:3万円~6万5千円程度>
スコッチグレインは東京・墨田区発の本格革製シューズブランド。社長自らが世界中から厳選して集めた革を使用し、一足の靴を長く履き続けられる縫い靴の製法「グッドイヤーウェルト製法」を創業当時から貫いた靴づくりを続けています。日本人の足の形状や歩行の癖などを想定した木型が使われているため、デザイン性と履き心地どちらも両立できる仕上がりとなっています。愛着をもって長く履き続けられる「メイドインジャパン」を求める人におすすめのブランドです。
<チャーチ(CHURCH’S)/価格帯:6万5千円~10万円程度>
[引用元]CHURCH’S | チャーチ BRITISH MADE
チャーチは1873年、靴作りの町として有名な英国ノーサンプトンで創業した正統派の英国靴ブランド。世界中のセレブに愛され、有名映画にも使用されてきたチャーチの革靴は、グッドイヤーウェルト製法により、なんと250にも及ぶ工程を経て作られています。1999年にプラダに買収されたためモード色が強いデザインの靴が多くなり、新たな顧客層の支持を集めています。スタンダードの中にも先進性を取り入れたい、というお洒落上級者の男性におすすめです。
<ハルタ(HARUTA)/価格帯:1万円~1万7千円程度>
創業から100年の歴史を誇る日本の靴メーカー、ハルタ。学生時代にこちらのローファーを履いていたという人も多いのではないでしょうか。履き心地が良い安心・安全な仕立てでありながらも驚きのロープライスで提供できるのは、何十年も靴づくりを続けてきたベテランの職人を抱え、効率良く生産できるためのシステムを整えているから。学生からビジネスマンにまで幅広く愛される、ベーシックで安心できる革靴ブランドです。
<ペグマン(PEGMAN)/価格帯:4万円~6万円程度>
優れたフィット感と美しいシェイプを追求するシューズブランド、ペグマン。1970年代に生み出した特殊な形状の医療用矯正靴がファッションシーンでも高く評価され、素晴らしい履き心地とともに名声を世界へと広げました。アッパーとウエルトを縫合するすくい縫いを手作業で行う「九分仕立て」の製法を採用しており、履き心地が軽く実用的な一足となっています。
<リーガル(REGAL)/価格帯:2万円~4万8千円程度>
[引用元]リーガルシューズ | リーガルの専門店「REGAL SHOES」
リーガルは革靴の定番ブランドとしてビジネスマンだけでなく幅広い年代の男女から長年愛されてきた存在。伝統的な商品から時代の流れを取り入れた革新的な商品まで幅広いラインナップを揃え、手練の職人が1足1足精魂込めて仕上げるパターンオーダーシステムも用意されています。
誰もが知る名門ブランドながら、3万円前後のリーズナブルな商品が多いのも魅力。革靴の世界へ一歩踏み出したい、という人には最適なブランドです。
まとめ
イタリアのことわざに「靴はその人の人格そのものを表すものである」という言葉がありますが、まさにその通り。普段の生活の質や物持ちの良さ、振る舞いなどは履いている靴の品質や手入れの状況からある程度推察できてしまいます。
足元のため普段から意識を向けていないとついつい手を抜いてしまいがちな靴ですが、これを機に自分の靴を見直して「あなたらしい一足」を手に入れてみてはいかがでしょうか?